スケジュール表の(死亡)に愕然としながらも、スケジュール管理しているスタッフに聞くと、
以前から心不全で入院を勧められていて入院したが、
その後コロナにかかり亡くなられたとのことだった。
年末からコロナ感染者がまた増えてきてて、子供の学校も学級閉鎖が増えていたけど、
自分の中でコロナへの恐怖心が少しずつ薄れていた。
自分もなったし、もう何波目やねん、とも思っていたし。
でも、持病がある人にとっては、前も今も変わらず重篤化する怖い感染症で、
その怖さを再確認した。
おばあちゃんの笑った顔、
ご飯をちびちび食べていた姿、
ストローで飲み物を飲んでる姿、
帰り際、『もう一日だけ伸ばして泊まらせて』と話してた顔、
色んな場面を思い出して悲しくなった。
後日、息子さんから
『ショートステイを使っている間、自分の時間を持つことができてありがたかった。これからも利用しようと考えていたので…』と言ってもらえた。
お母さんが亡くなって、息子さんもやらなくちゃいけない事とか心の整理もついていないだろうに、
スタッフにそうやって言葉をくれて、
自分だったらそこまで気持ちが追いつけるのか…
ショートステイって、終の棲家が見つかったとか
入院したとかお別れする色んな理由があるけど、
亡くなるってやっぱり一番辛い。
ナースコール多いなって思ったあの瞬間も、今思い返すと可愛かった。
その人に出会えた事、関わることができた事,
経験させてもらえた事,
忘れないようにしたい。
ありがとう。