ヘルパーさんの料理上手エピソード

介護の知恵

6月に入り、日中は暑い日が増えてきた。

駅から職場まで歩く時も、朝はいいけど夜勤前なんか暑すぎて来るだけでヘトヘト。

20歳くらいの頃、訪問介護の実習に2日同行させてもらった時、

「自分にはできない」と直感で感じたのを覚えてる。

決まった時間内にやる事をこなし、話を聞いたり・・・

時には訪問して倒れてたという話を聞くと、怖くてできないなって。

今回はそんな訪問介護(ヘルパー)をしている方の話の中で、

さすが! すごい! 天才!とかんじたエピソードをご紹介。

新人ヘルパーさんに同行したベテランヘルパーさん。

1時間の中で料理を何品も作り、排泄介助もし、部屋の片づけもするというミッション。

野菜はあるけど冷蔵庫の中には肉や魚、ハム、ソーセージなどなく、何が作れるか・・・

新人ヘルパーさんがしばらく考え、

「チャーハンを作ります!」と言ったそう。

肉類がないけど、どうするんやろ?とベテランヘルパーさんが見守っていると、

冷凍庫にあった冷凍からげをレンジでチンして、衣を剥ぐ。

それを刻んでチャーハンに入れたそう。

「こんなやり方があるんや!」と感心する。

味噌汁を作ろうと思ったらしく、でも野菜を切る時間がもったいない。

新人ヘルパーさんは、もやしやキャベツなどが入ったカット野菜を鍋に入れ、

味噌汁を作る。

「すごい!」とまたもやベテランヘルパーさんは感心。

「若い子は頭が柔らかいから、勉強になってね、私もまだまだ勉強やなって思ったんです」と

エピソードを話してくれた。

人の家でこれだけテキパキできるって本当にすごい。

途中、トイレを失敗してしまったり、イレギュラーな事が起きたら大変ですけどね、と

笑いながら話してた。

色んな知恵があって、ミッションをこなすかっこいい仕事だなと思う。

そして、その話を聞いて、我が家でもその知恵を取り入れてみよう。

まずカット野菜を買いに行こう。

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