介護をして一番身をもって感じることの一つ、「腰痛」
私が働いている職場でも腰痛があるスタッフは多い。
入職してまだ3年の人から長年腰痛とお付き合いしている人まで様々。
理学療法士に腰痛予防のレクチャ―やアドバイスをいただいたので共有しよう。
腰痛予防 その1
・何事も体ごとしゃがむ。
めんどくさくなって上半身だけかがむことがあるけど、これは腰によくない。
イメージは膝を曲げて落ちた物をサッと拾うOL。腰を曲げるんじゃなくて腰を落とす感じ。
腰痛予防 その2
・移動させたい物や人との距離は出来るだけ近く。
自分の体に近く持った方が腰への負担も減るし、感じる重たさも減る。
私はたとえよだれが服に付こうが、なるべく体を近づけて抱える。なるべくね。
腰痛予防 その3
・体幹トレーニングをする。
忙しいと体を休めたいけど、少しでもいいから運動は必要だと思う。
私がいつもするのは、立っている時の姿勢をまっすぐに保つこと。上から体を引っ張られているイメージで伸ばす。入浴で浴槽に浸かっているおばあちゃんを見守る時、エレベーターを待っている時、通勤の電車で立っている時など、思い出した時に伸ばす。
家では気が向いたときに柔軟をする。体が硬いと介助する時にうまく体を使えず変に凝ってしまうから。
腰痛予防 その4
・腰痛ベルトをする。
ぐっと締めてくれることで、姿勢が良くなって腰の負担が減る。
でもずっと付けていると、その状態に頼ってしまうからほどほどにした方がいいと実感した。
1日中付けていて、仕事終わりに外した時、支えがなくなってヘナヘナになった感じがしたので
介助するとき(起こす時、寝かす時)に装着するなどがベストかな。
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腰痛ベルトの値段はピンキリだけど、少し高くてもしっかり骨盤を固定できるようなものがおすすめ。
色々なものがある中、固定するバンドがしっかりしているので、おすすめ。
人のお世話をする仕事だからこそ、無理をしないで自分の体も大切してあげることが大事。